2 無名草子さん :2005/07/09(土) 23:11:03
日の出通り商店街を歩いていると、天ぷら屋が襲ってきた。
中島らも「日の出通り商店街いきいきデー」
(講談社文庫「白いメリーさん」収録)
41 無名草子さん :2005/09/22(木) 14:05:22中島らも「日の出通り商店街いきいきデー」
(講談社文庫「白いメリーさん」収録)
>>2
その時点で続きが気になるもんな。
3 無名草子さん :2005/07/09(土) 23:31:01その時点で続きが気になるもんな。
彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。そして博士は息子を、ルートと呼んだ。
息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだったからだ。
「おお、なかなかこれは、賢い心が詰まっていそうだ」
髪がくしゃくしゃになるのも構わず頭を撫で回しながら、博士は言った。
友だちにからかわれるのを嫌がり、いつも帽子を被っていた息子は、警戒して首をすくめた。
「これを使えば、無限の数字にも、目に見えない数字にも、ちゃんとした身分を与えることができる」
彼は埃の積もった仕事机の隅に、人差し指でその形を書いた。
小川洋子『博士の愛した数式』
4 無名草子さん :2005/07/10(日) 07:08:20息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだったからだ。
「おお、なかなかこれは、賢い心が詰まっていそうだ」
髪がくしゃくしゃになるのも構わず頭を撫で回しながら、博士は言った。
友だちにからかわれるのを嫌がり、いつも帽子を被っていた息子は、警戒して首をすくめた。
「これを使えば、無限の数字にも、目に見えない数字にも、ちゃんとした身分を与えることができる」
彼は埃の積もった仕事机の隅に、人差し指でその形を書いた。
小川洋子『博士の愛した数式』
昔々、人々はみんな名前を持っていた。そしてその名前は親によって
つけられたものだと言われている。
そう本に書いてあった。
大昔は本当にそうだったのかも知れない。
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
5 無名草子さん :2005/07/10(日) 07:10:23つけられたものだと言われている。
そう本に書いてあった。
大昔は本当にそうだったのかも知れない。
高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』
まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。
筒井康隆『虚航船団』
7 無名草子さん :2005/07/10(日) 07:22:27筒井康隆『虚航船団』
おおプレネリ、あなたのおうちは何処? わたしのおうちはスイスランドよ。
綺麗な湖水の畔なのよ。やーっ、ほーっ、ほーとランランラン、って、阿呆か俺は。
なにもかかるケンタッキーフライドチキン店の店頭で、おおブレネリを大声で
歌わなくてもいいじゃないか。ね、ごらん、店員も客も、みな奇妙なものを
見るような目をしている。やめてくれないか、そんな目でわたしを見るのは。
わたしは狂人ではないのだよ。
町田康『河原のアバラ』
8 無名草子さん :2005/07/10(日) 07:24:22綺麗な湖水の畔なのよ。やーっ、ほーっ、ほーとランランラン、って、阿呆か俺は。
なにもかかるケンタッキーフライドチキン店の店頭で、おおブレネリを大声で
歌わなくてもいいじゃないか。ね、ごらん、店員も客も、みな奇妙なものを
見るような目をしている。やめてくれないか、そんな目でわたしを見るのは。
わたしは狂人ではないのだよ。
町田康『河原のアバラ』
ブルース・リーが武道家として示した態度は、「武道」への批判であった。
阿部和重『アメリカの夜』
9 無名草子さん :2005/07/10(日) 07:35:56阿部和重『アメリカの夜』
アメリカはまだ若く、そこに住む人々は、時にそれが野蛮なふるまいに
およぶことがあったとしても、力と勇気に満ちていた。まじないや迷信と
区別がつかないことがあったが、あつい信仰心を持っていた。抜け目なく、
たえず相手を出し抜くことばかり考えているくせに、とつぜん一年中
街角のテラスに置かれた椅子に腰掛け静かに微笑んでいる白痴に
全財産を譲ったりもした。一月の間、一日も欠けずに、毎晩三人ずつ
娼婦を相手に精水をこぼし、娼婦が買えないときは馬や牛が相手でも
へいちゃらなくせに、東部からやってきたレディの前にでると、
ひとこともしゃべることができなかった。
アメリカはまだ若く、そこに住む人々は、老人でさえこどものように
無邪気だった。ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドのような
強盗でさえ、そうだった。
高橋源一郎『ゴーストバスターズ』
10 無名草子さん :2005/07/11(月) 19:07:46およぶことがあったとしても、力と勇気に満ちていた。まじないや迷信と
区別がつかないことがあったが、あつい信仰心を持っていた。抜け目なく、
たえず相手を出し抜くことばかり考えているくせに、とつぜん一年中
街角のテラスに置かれた椅子に腰掛け静かに微笑んでいる白痴に
全財産を譲ったりもした。一月の間、一日も欠けずに、毎晩三人ずつ
娼婦を相手に精水をこぼし、娼婦が買えないときは馬や牛が相手でも
へいちゃらなくせに、東部からやってきたレディの前にでると、
ひとこともしゃべることができなかった。
アメリカはまだ若く、そこに住む人々は、老人でさえこどものように
無邪気だった。ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドのような
強盗でさえ、そうだった。
高橋源一郎『ゴーストバスターズ』
グレゴール・ザムザに起ったことが吉良上野介義央にも起った。ザムザの変身譚を信じられぬ人は、この物語もまた信じられないだろう。
小林信彦「裏表忠臣蔵」
11 無名草子さん :2005/07/11(月) 19:40:19小林信彦「裏表忠臣蔵」
>>1、吉村昭がそんなようなこと言ってなかったかな?
桜の樹の下には屍体が埋まってゐる!/「桜の樹の下には」梶井基次郎
「実にたいした機械でしてね」/「流刑地にて」カフカ,池内訳
12 無名草子さん :2005/07/16(土) 11:52:04桜の樹の下には屍体が埋まってゐる!/「桜の樹の下には」梶井基次郎
「実にたいした機械でしてね」/「流刑地にて」カフカ,池内訳
ひとびとが分析的知性と呼ぶものがあるが、これを分析する
ことは、ほとんど不可能である。ぼくたちはそれを、ただ結
果から判断して高く評価するだけなのだ。
ポー「モルグ街の殺人」
13 無名草子さん :2005/07/20(水) 17:05:56ことは、ほとんど不可能である。ぼくたちはそれを、ただ結
果から判断して高く評価するだけなのだ。
ポー「モルグ街の殺人」
減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。
私の自尊心。
返せ。
とか言ってももちろん佐野は返してくれないし、自尊心はそもそも返してもらうもんじゃなくて取り戻すもんだし、
そもそも、別に好きじゃない相手とやるのはやっぱりどんな形であってもどんなふうであっても間違いなんだろう。
舞城王太郎『阿修羅ガール』
15 無名草子さん :2005/07/20(水) 17:21:33私の自尊心。
返せ。
とか言ってももちろん佐野は返してくれないし、自尊心はそもそも返してもらうもんじゃなくて取り戻すもんだし、
そもそも、別に好きじゃない相手とやるのはやっぱりどんな形であってもどんなふうであっても間違いなんだろう。
舞城王太郎『阿修羅ガール』
朕は、日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深く
よろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第七十三条による帝国議会の議決を経た
帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。
御名御璽
昭和二十一年十一月三日
GHQ著『日本国憲法』
17 無名草子さん :2005/07/21(木) 02:09:17よろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第七十三条による帝国議会の議決を経た
帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。
御名御璽
昭和二十一年十一月三日
GHQ著『日本国憲法』
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画ができる。
夏目漱石『草枕』
20 無名草子さん :2005/07/22(金) 08:54:28智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画ができる。
夏目漱石『草枕』
>>17
草枕の冒頭はほんとに凄いやね。
傑作中の傑作ではないかな。
18 無名草子さん :2005/07/21(木) 02:12:40草枕の冒頭はほんとに凄いやね。
傑作中の傑作ではないかな。
ロリータ、わが生命のともしび、わが肉のほむ。わが罪、わが魂。ロ、リー、タ。
舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ。リー。タ。
朝、ソックスを片方だけはきかけて立つ四フィート十インチの彼女はロだ。
ただのロだ。スラックスをはくとローラだ。学校ではドリーだ。
しかし、わたしの胸に抱かれるときの彼女はいつもロリータだ。
ナボコフ「ロリータ」
これは凄い。
161 無名草子さん :2006/09/13(水) 11:26:50舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ。リー。タ。
朝、ソックスを片方だけはきかけて立つ四フィート十インチの彼女はロだ。
ただのロだ。スラックスをはくとローラだ。学校ではドリーだ。
しかし、わたしの胸に抱かれるときの彼女はいつもロリータだ。
ナボコフ「ロリータ」
これは凄い。
>>18
これ好き。
182 無名草子さん :2007/03/30(金) 19:38:40これ好き。
>>18
これすごいな。気に入ったよ。
19 無名草子さん :2005/07/21(木) 21:05:14これすごいな。気に入ったよ。
The night was young, and so was he. But the night was sweet, and he was sour.
「夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」
W.アイリッシュ「幻の女」。ありきたり?
「スカーレット・オハラは美人ではなかった・・・」
いきなり・・・
22 無名草子さん :2005/07/24(日) 09:55:08「夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」
W.アイリッシュ「幻の女」。ありきたり?
「スカーレット・オハラは美人ではなかった・・・」
いきなり・・・
高校の時の親友が俺にこう言った。
「ちょうだい、これ。お前っていい奴だよな」
だからってわけじゃないけど、俺だって自分のことを
「悪い奴」なんて思っていなかった。
地球を滅ぼすほどの悪いやつだなんて。
『ROLLING BOMBER SPECIAL』(中島哲也)
ドラマだけど、小説の冒頭っぽいので。
23 無名草子さん :2005/07/28(木) 15:00:25「ちょうだい、これ。お前っていい奴だよな」
だからってわけじゃないけど、俺だって自分のことを
「悪い奴」なんて思っていなかった。
地球を滅ぼすほどの悪いやつだなんて。
『ROLLING BOMBER SPECIAL』(中島哲也)
ドラマだけど、小説の冒頭っぽいので。
情熱の大半には、自己からの逃避がひそんでいる。
何かを情熱的に追求する者は、すべて逃亡者に似た特徴をもっている。
情熱の根源には、たいてい、汚れた、不具の、完全でない、確かならざる自己が存在する。
だから、情熱的な態度というものは、外からの刺激に対する反応であるよりも、
むしろ内面的不満の発散なのである。
エリック・ホッファー『魂の錬金術』
24 無名草子さん :2005/08/07(日) 13:39:17何かを情熱的に追求する者は、すべて逃亡者に似た特徴をもっている。
情熱の根源には、たいてい、汚れた、不具の、完全でない、確かならざる自己が存在する。
だから、情熱的な態度というものは、外からの刺激に対する反応であるよりも、
むしろ内面的不満の発散なのである。
エリック・ホッファー『魂の錬金術』
この島から最初に消え去ったものは何だったのだろうと、時々わたしは考える。
「あなたが生まれるずっと昔、ここにはもっといろいろなものがあふれていたのよ。
透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの・・・・・・。
とにかく、あなたが思いもつかないような、素敵なものたちよ」
子供の頃、そんな物語を母はよく聞かせてくれた。
「でも悲しいことにこの島の人たちは、そういう素敵なものをいつまでも長く、
心の中にとどめておくことができないの。島に住んでいる限り、心の中のものを順番に一つずつ、
なくしていかなければならないの。たぶんもうすぐ、あなたにとっての最初の何かをなくす時が、
やってくるはずよ」
小川洋子 『密やかな結晶』
物語の中でもう一つの物語が進んでゆきます。
26 無名草子さん :2005/08/17(水) 16:37:26「あなたが生まれるずっと昔、ここにはもっといろいろなものがあふれていたのよ。
透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの・・・・・・。
とにかく、あなたが思いもつかないような、素敵なものたちよ」
子供の頃、そんな物語を母はよく聞かせてくれた。
「でも悲しいことにこの島の人たちは、そういう素敵なものをいつまでも長く、
心の中にとどめておくことができないの。島に住んでいる限り、心の中のものを順番に一つずつ、
なくしていかなければならないの。たぶんもうすぐ、あなたにとっての最初の何かをなくす時が、
やってくるはずよ」
小川洋子 『密やかな結晶』
物語の中でもう一つの物語が進んでゆきます。
今日、ママンが死んだ。
30 名前:塩騒動 ◆2ioDH3LUm6 投稿日:2005/09/01(木) 21:23:26
>>26
異邦人だっけ?
38 無名草子さん :2005/09/18(日) 00:07:3130 名前:塩騒動 ◆2ioDH3LUm6 投稿日:2005/09/01(木) 21:23:26
>>26
異邦人だっけ?
ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、
悲しみという重々しい、りっぱな名をつかようか、私は迷う。
フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』
42 無名草子さん :2005/09/23(金) 11:49:01悲しみという重々しい、りっぱな名をつかようか、私は迷う。
フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』
ぼくは二十歳だった。
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。
ポール・ニザン「アデン アラビア」
46 無名草子さん :2005/09/24(土) 03:05:58それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。
ポール・ニザン「アデン アラビア」
この国には何でもある。ただ、希望だけがない。
48 無名草子さん :2005/09/27(火) 02:04:01>>46
希望の国の絵糞出すだね。
ムラリュウの小説は出だしだけ秀逸なものがあるよね。
「ゴッホがなぜ耳を切ったか、わかるかい」
とそのホームレスの男は僕に日本語で話しかけてきた。
ニューヨーク、ダウンタウンのバウアリー。
この「エクスタシー」の冒頭は痺れちゃったな。
47 無名草子さん :2005/09/24(土) 10:45:46希望の国の絵糞出すだね。
ムラリュウの小説は出だしだけ秀逸なものがあるよね。
「ゴッホがなぜ耳を切ったか、わかるかい」
とそのホームレスの男は僕に日本語で話しかけてきた。
ニューヨーク、ダウンタウンのバウアリー。
この「エクスタシー」の冒頭は痺れちゃったな。
「オツベルと象」
オツベルときたらたいしたもんだ、のんのんのん~
54 無名草子さん :2005/10/15(土) 14:50:52オツベルときたらたいしたもんだ、のんのんのん~
自分とセックスをしている夢を見て、目が覚めた。
中山可穂『猫背の王子』
58 無名草子さん :2005/10/18(火) 20:28:27中山可穂『猫背の王子』
君は、スケッチブックを開いて、八角時計をいくつも描いていた。
最後の方は、文字盤だけになる。
北村薫「ターン」
おっ、というよりおっ? と思った
62 無名草子さん :2005/11/17(木) 15:16:04最後の方は、文字盤だけになる。
北村薫「ターン」
おっ、というよりおっ? と思った
たまたま今日読んでいた小説なんだけど、ちょっと「おっ」と思ったので書く。
「あなたは、袋小路に住んでいる。つきあたりは別の番地の裏の塀で、
猫だけが何の苦もなく往来している。」
絲山秋子『袋小路の男』
この作者の本は初めて読んだけど、ちょっと良かったな。
いままでのベストを挙げろと言われたら、ものすごくありきたりで恥ずかしいけど、
川端康成『雪国』、同じく『浅草紅団』。
『雪国』は書くまでもないので省略。
「鹿のなめし革に赤銅の金具、瑪瑙の緒締に銀張りの煙管、国府煙草がかわかぬように
青菜の茎を入れた古風な煙草入れを腰にさげ、…」
川端康成の冒頭はすべて「おっ」と思う。冒頭だけじゃなく、全部好きだけど。
既出だけど、村上龍の「限りなく~」はとてもしびれた。
何度読み返しても、ここはすごいと思う。それ以降の話は退屈だけど。
64 無名草子さん :2005/12/08(木) 10:48:45「あなたは、袋小路に住んでいる。つきあたりは別の番地の裏の塀で、
猫だけが何の苦もなく往来している。」
絲山秋子『袋小路の男』
この作者の本は初めて読んだけど、ちょっと良かったな。
いままでのベストを挙げろと言われたら、ものすごくありきたりで恥ずかしいけど、
川端康成『雪国』、同じく『浅草紅団』。
『雪国』は書くまでもないので省略。
「鹿のなめし革に赤銅の金具、瑪瑙の緒締に銀張りの煙管、国府煙草がかわかぬように
青菜の茎を入れた古風な煙草入れを腰にさげ、…」
川端康成の冒頭はすべて「おっ」と思う。冒頭だけじゃなく、全部好きだけど。
既出だけど、村上龍の「限りなく~」はとてもしびれた。
何度読み返しても、ここはすごいと思う。それ以降の話は退屈だけど。
なにがでるかな、なにがでるかな
羽田圭介「黒冷水」
68 無名草子さん :2005/12/26(月) 14:31:35羽田圭介「黒冷水」
人はなぜ追憶を語るのだろうか。
どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。
その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みのなかに姿を失うように見える。
ーーだが、あのおぼろげな昔に人の心にしのびこみ、そっと爪跡を残していった事柄を、
人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻しつづけているものらしい。
そうした所作は死ぬまでいつまでも続いていくことだろう。
それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、
なぜかふっと目ざめることがある。
わけもなく桑の葉に穴をあけている蚕が、自分の咀嚼するかすかな音に気づいて、
不安げに首をもたげてみるようなものだ。
そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか。
北杜夫『幽霊』より
69 無名草子さん :2005/12/28(水) 10:40:40どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。
その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みのなかに姿を失うように見える。
ーーだが、あのおぼろげな昔に人の心にしのびこみ、そっと爪跡を残していった事柄を、
人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻しつづけているものらしい。
そうした所作は死ぬまでいつまでも続いていくことだろう。
それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、
なぜかふっと目ざめることがある。
わけもなく桑の葉に穴をあけている蚕が、自分の咀嚼するかすかな音に気づいて、
不安げに首をもたげてみるようなものだ。
そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか。
北杜夫『幽霊』より
恋しさを癒すために言葉は発明されたのだ。
ミシンと海亀はそう言って、私に、物語を書くことを勧めた。
「愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ」
71 無名草子さん :2006/01/05(木) 13:26:57ミシンと海亀はそう言って、私に、物語を書くことを勧めた。
「愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ」
腹上死であった、と記載されている。
酒見堅一「後宮小説」
72 名前:第七の新人 投稿日:2006/01/11(水) 15:27:19
慈姑を摺り下ろしたものを、焼き海苔でくるんで脂で揚げる。昔それを食べて美味しい、と思い、もう一度食べたい、と思っているうちに五十年が経ってしまった。
ある女流作家が、そういう随筆を書いているのが印象に残った。
吉行淳之介『暗室』
89 無名草子さん :2006/03/04(土) 01:53:53酒見堅一「後宮小説」
72 名前:第七の新人 投稿日:2006/01/11(水) 15:27:19
慈姑を摺り下ろしたものを、焼き海苔でくるんで脂で揚げる。昔それを食べて美味しい、と思い、もう一度食べたい、と思っているうちに五十年が経ってしまった。
ある女流作家が、そういう随筆を書いているのが印象に残った。
吉行淳之介『暗室』
このごろずいぶんよく消える。
いちばん最近に消えたのが上の兄で、消えてから二週間になる。
川上弘美『消える』
91 無名草子さん :2006/03/04(土) 06:19:58いちばん最近に消えたのが上の兄で、消えてから二週間になる。
川上弘美『消える』
坂道である。
この町では傾いた道を全て"坂"という。
石段ですら、勾配が急すぎるので便宜上そこに段をつけたにすぎないというのである。
さだまさし『解夏』
93 無名草子さん :2006/03/12(日) 23:23:23この町では傾いた道を全て"坂"という。
石段ですら、勾配が急すぎるので便宜上そこに段をつけたにすぎないというのである。
さだまさし『解夏』
40歳になったら死のうと思っていた。
桐野夏生「ダーク」
本屋で偶然開けたページに自分がぼんやり
考えていたことがズバリ載っていてびっくりした。
ちなみに主人公と同じ年。
95 無名草子さん :2006/04/02(日) 01:26:19桐野夏生「ダーク」
本屋で偶然開けたページに自分がぼんやり
考えていたことがズバリ載っていてびっくりした。
ちなみに主人公と同じ年。
>>93それ確か太宰の人間失格にもあったよね
96 無名草子さん :2006/04/02(日) 17:36:08>>95
そうだっけ?中学生の時に読んだきりだから
覚えてない。再読してみるよ。
でも確かにあの頃は太宰にもはまってた。
99 無名草子さん :2006/04/09(日) 22:07:00そうだっけ?中学生の時に読んだきりだから
覚えてない。再読してみるよ。
でも確かにあの頃は太宰にもはまってた。
時刻表にも愛読者がいる。
―宮脇俊三『時刻表2万キロ』
106 無名草子さん :2006/04/23(日) 11:11:45―宮脇俊三『時刻表2万キロ』
それは人類がはじめて月を歩いた夏だった。
ポール・オースター『ムーン・パレス』
107 万華鏡倉庫 :2006/04/24(月) 18:11:27ポール・オースター『ムーン・パレス』
私はそれを名づけてただ<書物>と呼び、一切の限定詞も修飾語も用いることをさし控える。
ブルーノ・シュルツ 『書物』
109 万華鏡倉庫 :2006/04/25(火) 01:19:00ブルーノ・シュルツ 『書物』
一九八〇年六月一日。
いまは夜の十一時だが、わたしは眠るのがこわい。これはわたしだけではない。全世界が
眠りにつくのをおそれている。
フィリップ・ホセ・ファーマー 『わが内なる廃墟の断章』
119 万華鏡倉庫 :2006/04/27(木) 21:12:48いまは夜の十一時だが、わたしは眠るのがこわい。これはわたしだけではない。全世界が
眠りにつくのをおそれている。
フィリップ・ホセ・ファーマー 『わが内なる廃墟の断章』
バス停として道端に置かれているのは等身大の若い男の姿をしたマネキン人形である。
我妻俊樹 『霧の坂道はくちぶえの中』
120 万華鏡倉庫 :2006/04/27(木) 23:25:17我妻俊樹 『霧の坂道はくちぶえの中』
三つのささやかな物語―その直接の語り手は誰かということが、大事なのだが―、それを物語る
ためにわたしはまずふたりの男のことに触れておかなくてはならない。
ローベルト・ムージル 『黒つぐみ』
121 万華鏡倉庫 :2006/04/27(木) 23:29:00ためにわたしはまずふたりの男のことに触れておかなくてはならない。
ローベルト・ムージル 『黒つぐみ』
小石というのはちゃんと定義することがやさしくできるような物ではない。
フランシス・ポンジュ 『小石』
122 万華鏡倉庫 :2006/04/27(木) 23:33:24フランシス・ポンジュ 『小石』
必要最小限の悪夢を見た。
少井貴子 『左耳への階段』
123 万華鏡倉庫 :2006/04/27(木) 23:41:51少井貴子 『左耳への階段』
フランツ・カフカのことは、作品を読み始める何年も前に、彼の友人であったイディッシュ語
劇場のもと俳優、ジャック・コーンからいろいろと聞いていた。
アイザック・シンガー 『カフカの友達』
124 万華鏡倉庫 :2006/04/28(金) 01:32:04劇場のもと俳優、ジャック・コーンからいろいろと聞いていた。
アイザック・シンガー 『カフカの友達』
バベットを描いた当時、祖父はまだ二十歳まえだった。今日ではもう(当時でもそうかも
しれない)、若いからといって世間知らずとは限らないが、祖父の場合はそうだった。
レベッカ・ブラウン 『花の名前と女の子の名前』
126 無名草子さん :2006/04/28(金) 13:58:01しれない)、若いからといって世間知らずとは限らないが、祖父の場合はそうだった。
レベッカ・ブラウン 『花の名前と女の子の名前』
9歳で、夏だった。
乙一 「夏と花火と私の死体」
別によく見たらフツーなんだけど、なんか残る。
127 無名草子さん :2006/05/01(月) 18:19:14乙一 「夏と花火と私の死体」
別によく見たらフツーなんだけど、なんか残る。
どんな小説を読ませても、始めの二三行をはしり読みしたばかりで、もうその小説の楽
屋裏を見抜いてしまったかのように、鼻で笑って、巻を閉じる傲岸不遜の男がいた。
これ、まじで冒頭部なんだが、なぜこのことを誰も言わない!!!
このスレにぴったりの冒頭じゃないか!!!!
このスレを見つけたときに、すぐにこれを思い出したぜ
津島氏の隠れた(いや、割かし有名だが)名作だぜ、気になるなら自分で探しな
屋裏を見抜いてしまったかのように、鼻で笑って、巻を閉じる傲岸不遜の男がいた。
これ、まじで冒頭部なんだが、なぜこのことを誰も言わない!!!
このスレにぴったりの冒頭じゃないか!!!!
このスレを見つけたときに、すぐにこれを思い出したぜ
津島氏の隠れた(いや、割かし有名だが)名作だぜ、気になるなら自分で探しな
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何か知らんが一部レスが引用扱いになってるぞ>管理人
頭でおっおっってなるより100Pくらい読んでみたらいつの間にか世界に入り込んでるってな本のが俺は好きだな
なんか>1みたいな俺名言を作る人はちょっと引くなぁ。
案の定「後宮小説」が出てたのでニヤリとした
もしかして・・・ここにある冒頭を組み合わせれば最強じゃないのか?
おっと思った冒頭 + おっと思った冒頭 = ( ^ω^)おっ おっ おっ
おっと思った冒頭 + おっと思った冒頭 = ( ^ω^)おっ おっ おっ
筒井ワロスwwやっぱり流石だなww
さておき、こういうスレで町田康とか舞城王太郎を挙げるってのは、どうなの。
さておき、こういうスレで町田康とか舞城王太郎を挙げるってのは、どうなの。
山の手線の電車に跳ね飛ばされて怪我をした、その後養生に、一人で但馬の城崎温泉へ出かけた。
志賀直哉「城之崎にて」
さらっと書いてるが大事故じゃねーかwwwwwwwって思った。
志賀直哉「城之崎にて」
さらっと書いてるが大事故じゃねーかwwwwwwwって思った。
少し違うかもしれんが、
「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただの一粒である。
しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。」
「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただの一粒である。
しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。」
あー超おなかへったしっ♪♪
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどはいなかった。
( ^ω^)おっおっと思った
( ^ω^)おっおっと思った
笠井潔「熾天使の夏」。
冒頭の一文は凄かった。
冒頭の一文は凄かった。
志賀直哉だったらこれだろう。
「好人物の夫婦」
深い秋の静かな晩だった。沼の上を雁が啼いて通る。細君は食台の上の洋燈を端の方に引き寄せてその下で針仕事をしている。良人はその傍に長々と仰向けに寝ころんで、ぼんやりと天井を眺めていた。二人は長い間黙っていた。
「好人物の夫婦」
深い秋の静かな晩だった。沼の上を雁が啼いて通る。細君は食台の上の洋燈を端の方に引き寄せてその下で針仕事をしている。良人はその傍に長々と仰向けに寝ころんで、ぼんやりと天井を眺めていた。二人は長い間黙っていた。
>>1010
ラノベ?
最近そういう破綻したの流行ってんのかな
ラノベ?
最近そういう破綻したの流行ってんのかな
>>1013
ハルヒじゃなかったかな。
ハルヒじゃなかったかな。
ハルヒってライ麦っぽく書いてんのかなって思ったのは俺だけか。
これもあげておこう。
選ばれてあることの
恍惚と不安と
二つわれにあり
ヴェルレエヌ
死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。
選ばれてあることの
恍惚と不安と
二つわれにあり
ヴェルレエヌ
死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。
>>1014
そうなのか、リアル鬼ごっこの山田悠介かと思ったぞ
そうなのか、リアル鬼ごっこの山田悠介かと思ったぞ
いやちょっと待てサリンジャーに謝れ。
俺はハルヒも好きだがそいつはちょっといただけない
俺はハルヒも好きだがそいつはちょっといただけない
朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、
「あ」
と幽かな叫び声をお挙げになった。
「髪の毛?」
スウプに何か、イヤなものでも入っていたのかしら、と思った。
「いいえ」
お母さまは、何事も無かったように、またひらりと一さじ、スウプをお口に流し込み、すましてお顔を横に向け、お勝手の窓の、満開の山桜に視線を送り、そうしてお顔を横に向けたまま、またひらりと一さじ、スウプを小さなお唇のあいだに滑り込ませた。
「あ」
と幽かな叫び声をお挙げになった。
「髪の毛?」
スウプに何か、イヤなものでも入っていたのかしら、と思った。
「いいえ」
お母さまは、何事も無かったように、またひらりと一さじ、スウプをお口に流し込み、すましてお顔を横に向け、お勝手の窓の、満開の山桜に視線を送り、そうしてお顔を横に向けたまま、またひらりと一さじ、スウプを小さなお唇のあいだに滑り込ませた。
※1005 おい!試作品ができたぞ!
1)今日、ママンが死んだ。
2)腹上死であった、と記載されている。
3)この島から最初に消え去ったものは何だったのだろうと、時々わたしは考える。
「あなたが生まれるずっと昔、ここにはもっといろいろなものがあふれていたのよ。
透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの・・・・・・。
とにかく、あなたが思いもつかないような、素敵なものたちよ」
子供の頃、そんな物語を母はよく聞かせてくれた。
「でも悲しいことにこの島の人たちは、そういう素敵なものをいつまでも長く、
心の中にとどめておくことができないの。島に住んでいる限り、心の中のものを順番に一つずつ、
なくしていかなければならないの。たぶんもうすぐ、あなたにとっての最初の何かをなくす時が、
やってくるはずよ」
4)この国には何でもある。ただ、希望だけがない。
1)今日、ママンが死んだ。
2)腹上死であった、と記載されている。
3)この島から最初に消え去ったものは何だったのだろうと、時々わたしは考える。
「あなたが生まれるずっと昔、ここにはもっといろいろなものがあふれていたのよ。
透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの・・・・・・。
とにかく、あなたが思いもつかないような、素敵なものたちよ」
子供の頃、そんな物語を母はよく聞かせてくれた。
「でも悲しいことにこの島の人たちは、そういう素敵なものをいつまでも長く、
心の中にとどめておくことができないの。島に住んでいる限り、心の中のものを順番に一つずつ、
なくしていかなければならないの。たぶんもうすぐ、あなたにとっての最初の何かをなくす時が、
やってくるはずよ」
4)この国には何でもある。ただ、希望だけがない。
>>1017
待て待て、それは山田に謝れ。
これぐらいを破綻と呼ぶなんて山田に失礼だろう。
待て待て、それは山田に謝れ。
これぐらいを破綻と呼ぶなんて山田に失礼だろう。
「小説の善し悪しは1P目を見れば判断できる」
と大真面目に言ってた友人がいて引いた。
全否定はしないけど言い切るのもねぇ。
と大真面目に言ってた友人がいて引いた。
全否定はしないけど言い切るのもねぇ。
ストラウスはかせわぼくが考えたことや思いだしたことやこれからぼくのまわりでおこたことわぜんぶかいておきなさいといった。
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
米22
まぁ、掴みすら出来ないと言えない事もない
例外はいっぱいあると思うがな
まぁ、掴みすら出来ないと言えない事もない
例外はいっぱいあると思うがな
電話が鳴っている
米19
斜陽よりを挙げずとも太宰はメロスがあるのだから十分ではないか
斜陽よりを挙げずとも太宰はメロスがあるのだから十分ではないか
「小説の一行目」委員会などというものも存在するくらいだからねえ
ここまで「蹴りたい背中」なし
さびしさは鳴る
さびしさは鳴る
アンケートにあって安心した。
カチっとパーツがはまる音が聞こえる。乾いたいい音だ。その場所にはまるために生まれたその部品が、あるべき場所にはまった音。
説明書は最初に覚えた。次に用いるべき部品を箱の中から取り出し、指の力は入れすぎず抜きすぎず、慎重にその場所へと持っていく。作品を作り上げるという大きな流れから見れば意識する必要もないくらい一瞬のことで、行動として見てもいたって単調な作業ではあるのだが、全てが緊張の繰り返しだ。
ガラクタ・パーツ
説明書は最初に覚えた。次に用いるべき部品を箱の中から取り出し、指の力は入れすぎず抜きすぎず、慎重にその場所へと持っていく。作品を作り上げるという大きな流れから見れば意識する必要もないくらい一瞬のことで、行動として見てもいたって単調な作業ではあるのだが、全てが緊張の繰り返しだ。
ガラクタ・パーツ
ただ、小説の書き出しは特に気合い入れて書くのも事実だ
虚航船団の冒頭は俺もお気に入り。
冒頭とは真逆だが、場面転換や話の最後に数行だけ付け加えられる
池波正太郎の季節描写は神。
池波正太郎の季節描写は神。
アンケの森見さんの冒頭文間違ってるよ
阿房列車がないのに絶望した
厳密に言うと冒頭よりちょっと後の文章だが、
僕はこの事件の犠牲者であり、加害者であり、探偵であり、
証人であり、またトリックでもあった。
『僕の殺人』(太田忠司)
僕はこの事件の犠牲者であり、加害者であり、探偵であり、
証人であり、またトリックでもあった。
『僕の殺人』(太田忠司)
ロリータの冒頭はマジで神。
蛇足だけどロリコンの語源はこの小説です。
蛇足だけどロリコンの語源はこの小説です。
う~~~
トイレトイレ
山川純一「くそみそテクニック」
トイレトイレ
山川純一「くそみそテクニック」
今夜は音を立てずに人を殺す8つの方法を教えよう
みたいな、たしかSF
こんな始まり方なのにラストが妙にさわやかだった気が
みたいな、たしかSF
こんな始まり方なのにラストが妙にさわやかだった気が
胎児よ、胎児よ
何故踊る
母親の心が分かって
恐ろしいのか
ドグラマグラの冒頭。
ここまで禍々しい力のこもった文句はそうそう書けるもんじゃないと思う。
何故踊る
母親の心が分かって
恐ろしいのか
ドグラマグラの冒頭。
ここまで禍々しい力のこもった文句はそうそう書けるもんじゃないと思う。
この手のには珍しく本スレのレベルが高くて驚いた。
米には
川島誠が紛れてるなw
米には
川島誠が紛れてるなw
ロリータ秀逸すぎ吹いたwwwwwww
新聞記事より抜粋
十月四日早朝、鳥取県境港市、蜷山の中腹で少女のバラバラ遺体が発見された。身元は市内に住む中学二年生、海野藻屑さん(一三)と判明した。藻屑さんは前日の朝から行方がわからなくなっていた。発見したのは同じ中学に通う友人、A子さん(一三)で、警察では犯人、犯行動機を調べるとともに、A子さんが遺体発見現場である蜷山に行った理由についても詳しく聞いている……。
桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」
十月四日早朝、鳥取県境港市、蜷山の中腹で少女のバラバラ遺体が発見された。身元は市内に住む中学二年生、海野藻屑さん(一三)と判明した。藻屑さんは前日の朝から行方がわからなくなっていた。発見したのは同じ中学に通う友人、A子さん(一三)で、警察では犯人、犯行動機を調べるとともに、A子さんが遺体発見現場である蜷山に行った理由についても詳しく聞いている……。
桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」
米1013
あきらかに分かっているのに聞いててフイタ
どんなことでもいちゃもんをつけたいアンチは病気だな……
あきらかに分かっているのに聞いててフイタ
どんなことでもいちゃもんをつけたいアンチは病気だな……
>>1024
引用するなら
メロスは激怒した。
だけの方がステキだと思うんだ
引用するなら
メロスは激怒した。
だけの方がステキだと思うんだ
>小説の善し悪しは1P目を見れば判断できる
スティーブンキングの小説って冒頭読みにくくて、つい投げ出してしまう・・。
ガンスリンガーとか。
途中から面白くなるんだけど。
スティーブンキングの小説って冒頭読みにくくて、つい投げ出してしまう・・。
ガンスリンガーとか。
途中から面白くなるんだけど。
>>3
博数はむしろ結びが神
博数はむしろ結びが神
Fateは文学なのに誰も触れてない!ナンテコッタイ
体は剣で出来ていた・・・ってやつか。
つーか、今更fateは文学とかいうのってアンチだけだよなww
あと>>1045きめぇwハルヒがけなされたのがそんなに我慢できないんすか?
つーか、今更fateは文学とかいうのってアンチだけだよなww
あと>>1045きめぇwハルヒがけなされたのがそんなに我慢できないんすか?
18歳で夏でバカだった。
>>1003
名言を作るのは誰だって「俺」なんだぜ
いや「僕」や「私」の場合だってあるだろけどさ
名言を作るのは誰だって「俺」なんだぜ
いや「僕」や「私」の場合だってあるだろけどさ
めちゃくちゃ気持ちがいいぞと、誰かが言っていた。だから、自分もやろうと思った。
川走、イブとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円。
「おっ」ていうか「げっ」って感じだな
「おっ」ていうか「げっ」って感じだな
米1050
たぶんそいつ本気で言ってるから放っとけ。
にしてもハルヒオタきめえw
たぶんそいつ本気で言ってるから放っとけ。
にしてもハルヒオタきめえw
>>17私も、草枕のその冒頭、耳に残ってるわ
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
も印象的だな
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
も印象的だな
後宮小説が挙がっていたので満足です。
隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところすこぶる厚く、賎吏に甘んずるを潔しとしなかった。
高校国語人気№1な山月記
なんかリズムが好きだ
高校国語人気№1な山月記
なんかリズムが好きだ
>>1047
そうか? キングの冒頭の1文はいいのが多いと思うなあ。
そのあと、2/3くらいまで話がなかなか進まないことが多いのだが。
* The man in black fled across the desert, and the gunslinger followed.
* "You stole my story," the man on the doorstep said.
* The most important things are the hardest things to say.
* Almost everyone thought the man and the boy were father and son.
そうか? キングの冒頭の1文はいいのが多いと思うなあ。
そのあと、2/3くらいまで話がなかなか進まないことが多いのだが。
* The man in black fled across the desert, and the gunslinger followed.
* "You stole my story," the man on the doorstep said.
* The most important things are the hardest things to say.
* Almost everyone thought the man and the boy were father and son.
吾輩は猫であるは、結びの一文も素敵
あたしは追われていた。
いや、だからどーしたと言われても困るんですけど。
いや、だからどーしたと言われても困るんですけど。
山椒魚は悲しんだ
『山椒魚』井伏鱒二
『山椒魚』井伏鱒二
※58
山月記いいよな
名文は長いものって思ってたから
あれだけ簡潔に纏められてて
名文だからに感動した。
山月記いいよな
名文は長いものって思ってたから
あれだけ簡潔に纏められてて
名文だからに感動した。
アタシは死んだ
『胎児よ 胎児よ
なぜ踊る
母親の心が分かって
恐ろしいのか』
って、すでに1041にとられてた。
これは本当秀逸。
そして内容は冒頭歌以上に異常で踊らされました。
なぜ踊る
母親の心が分かって
恐ろしいのか』
って、すでに1041にとられてた。
これは本当秀逸。
そして内容は冒頭歌以上に異常で踊らされました。
最近読んだものより。
「港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。」
ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』
「港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。」
ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』
恭介が帰ってきたぞーーー
春が2階から落ちてきた。
伊坂幸太郎「重力ピエロ」
伊坂幸太郎「重力ピエロ」
>>1050
>>1055
もうちょっとうまくやれよ。
>>1055
もうちょっとうまくやれよ。
米1069
ハルヒオタが帰ってきたwww
ハルヒオタが帰ってきたwww
・・・・・・・・・・ブウウーーーーーーーンンンーーーーーーーンンンン・・・・・・・・・・・。
>>1051
書こうと思ってたのがもうあった
書こうと思ってたのがもうあった
>>1069
今度は勝手に自演認定。
ハルヒオタきもすぎるw
今度は勝手に自演認定。
ハルヒオタきもすぎるw
>>1073
誰も自演なんて言ってないですよね?^^
誰も自演なんて言ってないですよね?^^
図星で顔真っ赤のアンチが必至なようで・・・
世間的からみれば
お前ら同属嫌悪乙
世間的からみれば
お前ら同属嫌悪乙
大理石の玄関ホールを横切るときハイヒールがカチカチと音をたてた。
その音は、彼女にグラスの中でぶつかり合う四角い氷を思い起こさせた。
玄関の壺に活けてあるあの秋の菊も、手を触れたらきっと粉々に砕けて氷の粉になってしまうだろう。
その音は、彼女にグラスの中でぶつかり合う四角い氷を思い起こさせた。
玄関の壺に活けてあるあの秋の菊も、手を触れたらきっと粉々に砕けて氷の粉になってしまうだろう。
春休み万歳!
スカイ・クロラは本文中からの引用で巻頭ではないんだけど
表紙に書いてある文章が印象的。
僕はまだ子供で、
ときどき、
右手が人を殺す。
その代わり、
誰かの右手が、
僕を殺してくれるだろう。
表紙に書いてある文章が印象的。
僕はまだ子供で、
ときどき、
右手が人を殺す。
その代わり、
誰かの右手が、
僕を殺してくれるだろう。
米1074
ガキの言い訳か?くだらねー。
万一本気でそういってるならお前はラノベすら満足に読解できないんだろうよ
ここのコメ欄にいても意味無いからどっかいけ、なんつってなwwガハハww
ガキの言い訳か?くだらねー。
万一本気でそういってるならお前はラノベすら満足に読解できないんだろうよ
ここのコメ欄にいても意味無いからどっかいけ、なんつってなwwガハハww
米1075
お前は、人の事をとやかく言う前に日本語を勉強し直せ。
お前は、人の事をとやかく言う前に日本語を勉強し直せ。
本書の成立には長い準備期間を要した。まず子供のとき、日本語をおぼえなくてはならなかった。さらにそれよりもわたしは、まず生まれてくる必要があった。
土屋賢二「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」
土屋賢二「われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う」
>>1079
書いてもいない事に反論したのはどうしてなのですか?^^
書いてもいない事に反論したのはどうしてなのですか?^^
桜庭挙げてるやつらにいいたい、印象的な冒頭=良い冒頭ではない
米1078
それを言ったら森博嗣作品は表紙だけで十分だ
米1078
それを言ったら森博嗣作品は表紙だけで十分だ
阿呆を煽る遊びは他でやってはくれまいか。
何と言うか、場違いだ。
何と言うか、場違いだ。
森博嗣っててめーもポエマー資質たっぷりなくせにどうして文系を馬鹿にできるの?
燃料になる米はそんな無いのにかなり頑張ってるな…
時期的にしょうがないんだろうが。
時期的にしょうがないんだろうが。
もうアンチハルヒはどっかいけよ、ウザいから
と書こうとして、読み返したら流れ的には1082はハルヒオタ派だということに気付いた
もうどっちか分からなくてめんどくせーからどっちも消えろ、以後ハルヒ禁止な
あ、冒頭の文はやはりドグラマグラが最高な
と書こうとして、読み返したら流れ的には1082はハルヒオタ派だということに気付いた
もうどっちか分からなくてめんどくせーからどっちも消えろ、以後ハルヒ禁止な
あ、冒頭の文はやはりドグラマグラが最高な
1061あたりに可憐な魔道士がいるな
スレイヤーズ1巻は面白いよね
ドグラマグラはもう著作切れてるんだな。青空文庫にあったぞ。
めちゃくちゃなげえ気がする
ロリータはロリの語源らしいが、ナボコフはなんでロリータとつけたの?
めちゃくちゃなげえ気がする
ロリータはロリの語源らしいが、ナボコフはなんでロリータとつけたの?
森博嗣の面白さがわからないのは、俺が文系だからなのか・・・?
なんだっけ、割と最近でた新刊・・・Φは壊れたね、だっけか?
あれとか、盛り上がりもないしオチも普通にがっかりした。
なんだっけ、割と最近でた新刊・・・Φは壊れたね、だっけか?
あれとか、盛り上がりもないしオチも普通にがっかりした。
>>1091
安心しろ、正常だ。
安心しろ、正常だ。
「バルサが鳥影橋を渡っていたとき、皇族の行列が、ちょうど一本上流の、山影橋にさしかかっていたことが、バルサの運命を変えた。」上橋菜穂子「精霊の守り人
これの序章は神。
これの序章は神。
>>1091
昔はよかったんだけどねえ
昔はよかったんだけどねえ
>>1091
まあ、森博嗣は好みがはっきり分かれるからな・・・。
そういう俺はかなり好きだけど。
まあ、森博嗣は好みがはっきり分かれるからな・・・。
そういう俺はかなり好きだけど。
※1082
表面に書いてある事しか受け取れないなら、
風刺漫画家は失業だよ。つーか、本当に春休みだなww
表面に書いてある事しか受け取れないなら、
風刺漫画家は失業だよ。つーか、本当に春休みだなww
米1091
西尾維新は巻末で絶賛してたけどなwww
荒木飛呂彦の件といい、西尾維新の言葉はどことなく白々しくて困るww
西尾維新は巻末で絶賛してたけどなwww
荒木飛呂彦の件といい、西尾維新の言葉はどことなく白々しくて困るww
>>1091
S&Mシリーズの前半はそれなりに面白かったような。
面白かったと言うか、人物造形とか文体が新鮮だっただけかも知らんね。
俺は数奇にして模型の辺りでついて行けなくなった。
S&Mシリーズの前半はそれなりに面白かったような。
面白かったと言うか、人物造形とか文体が新鮮だっただけかも知らんね。
俺は数奇にして模型の辺りでついて行けなくなった。
>>1096
だから、書いてもいない事に反論したのはどうしてなのですか?^^
牽強付会って言葉を知ってますか?^^
だから、書いてもいない事に反論したのはどうしてなのですか?^^
牽強付会って言葉を知ってますか?^^
※1099
プッ、俺も反論してないっすよwwウィーww
プッ、俺も反論してないっすよwwウィーww
>>1026
「だれかを好きになった日に読む本」で読んだ。
すげー衝撃的だったのを覚えてる。当時小学生だったし。
「だれかを好きになった日に読む本」で読んだ。
すげー衝撃的だったのを覚えてる。当時小学生だったし。
なんだこいつ…
書き出しの一行って難しいよね
これがうまく書ければ5割は書けたに等しい、と個人的には思う
後の5割は最後の一行
これがうまく書ければ5割は書けたに等しい、と個人的には思う
後の5割は最後の一行
俺の息子はよく俺に嘘をつく。なるほどたしかに俺の血が流れてるようだな
>>1083
良い冒頭を挙げるスレじゃないだろう
印象的な冒頭=「おっ」と思った小説の冒頭
良い冒頭を挙げるスレじゃないだろう
印象的な冒頭=「おっ」と思った小説の冒頭
面白い小説を紹介しろっていうスレだと、せいぜい百冊も読んだことなさそうな
オタがたまたま読んだだけの本を紹介して面白くなくなるんだけど、このスレは良かった。米はまたしてもそうなりつつあるのがザンネン。
オタがたまたま読んだだけの本を紹介して面白くなくなるんだけど、このスレは良かった。米はまたしてもそうなりつつあるのがザンネン。
>>1103
次の作品は二行でよろしく
次の作品は二行でよろしく
米1106
VIPしかいかねーからだろwww
VIPしかいかねーからだろwww
"嵐の去った朝、市の西北八キロの海岸に、巨人の水死体が打ちあがった。"
バラード「溺れた巨人」の冒頭。世界の黄昏といった風な雰囲気が気に入っ
てる短編なんだけど、ここだけ読んでも訳判らんかな。
バラード「溺れた巨人」の冒頭。世界の黄昏といった風な雰囲気が気に入っ
てる短編なんだけど、ここだけ読んでも訳判らんかな。
森博嗣は文系をバカになんかしてないだろ。
どこからそうなるんだ。
どこからそうなるんだ。
森博嗣は、タイトルの意味を理解した所で閉じるのが宜しい。
……まぁ、最後まで読むけどな
……まぁ、最後まで読むけどな
ちょっとロリータ買ってくるわ
マーテルは怒っていた。血液を調節して怒りを引かせようともしなかった。
コードウェイナー・スミス「スキャナーに生きがいはない」
コードウェイナー・スミス「スキャナーに生きがいはない」
私は悪魔憑きである。
ラノベジャナイヨホントダヨ
ラノベジャナイヨホントダヨ
「春が二階から降ってきた」とかな。何事かとおもった
上書いて思い出した。
「かつて私は、しばしば音楽にたすけられました。いまは雨にたすけられています。」
春も雨も、どっちも動物の名前。紛らわしくてちょっとギョっとする。
「かつて私は、しばしば音楽にたすけられました。いまは雨にたすけられています。」
春も雨も、どっちも動物の名前。紛らわしくてちょっとギョっとする。
ロリータは普通に面白かった記憶がある。
1054はよく日本語に翻訳できたよな…
佐藤友哉も言ってたがアレは凄いと思う。
1054はよく日本語に翻訳できたよな…
佐藤友哉も言ってたがアレは凄いと思う。
さんざん既出だと思うが
ブゥゥ――――――……ン…
ブゥゥ――――――……ン…
>>1008
明治十年の二月に永野信夫は東京の本郷で生まれた。
明治十年の二月に永野信夫は東京の本郷で生まれた。
ラノベオタは先ず空気読めよ
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようでね。」
村上春樹 風の歌を聴け
村上春樹 風の歌を聴け
ロリータは冒頭から飛ばすよな、タイトルで引く人多いが間違い無く名作だよな
村は死によって包囲されている。
ノックの音がした
だな
だな
この流れなら叩かれると予想しながらも書いてみる
「その醜くも穢れきった指先で凶華様のたおやかな御腕を掴むという冒涜的行為を今すぐやめろこのユダ的背者」
その少女は可憐な外見に似合わぬとてつもなく偉そうな口調で一気にそれだけ言うと、不良だろうが鬼だろうが一撃で泣かせてしまうような凶悪な眼光を放った。
日日日『狂乱家族日記』
「その醜くも穢れきった指先で凶華様のたおやかな御腕を掴むという冒涜的行為を今すぐやめろこのユダ的背者」
その少女は可憐な外見に似合わぬとてつもなく偉そうな口調で一気にそれだけ言うと、不良だろうが鬼だろうが一撃で泣かせてしまうような凶悪な眼光を放った。
日日日『狂乱家族日記』
>>1090
登場する女の子はドロレスというんだが、ドロレスの愛称はロリータというんだな。
登場する女の子はドロレスというんだが、ドロレスの愛称はロリータというんだな。
ロリータは本当に面白いけど、多分このスレで知ったひとは
ロリータを可愛らしいロリッ娘だと勘違いしていると思う
実際はうざいギャル系で主人公のハンバート=ハンバートが邪険にされ続ける悲しい小説ですよ
ロリータを可愛らしいロリッ娘だと勘違いしていると思う
実際はうざいギャル系で主人公のハンバート=ハンバートが邪険にされ続ける悲しい小説ですよ
19のやつって意訳?語訳じゃないよね?
>>1125
じゃあ、ご期待通り叩きますか
>その醜くも穢れきった
この時点で日本語勉強して来いと言いたくなる
じゃあ、ご期待通り叩きますか
>その醜くも穢れきった
この時点で日本語勉強して来いと言いたくなる
指輪物語は小学生のとき冒頭で投げた、中学で読み直してみた
今は読み直してよかったと思っている
今は読み直してよかったと思っている
>じゃあ、ご期待通り叩きますか
(笑)
(笑)
何とかと煙は高いところが好きと人は言うようだし父も母もルンババも僕に向かってそう言うのでどうやら僕は煙であるようだった。
舞城王太郎『世界は密室でできている。』
舞城王太郎『世界は密室でできている。』
Lolita, light of my life, fire of my loins. My sin, my soul. Lo-lee-ta:
the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth. Lo. Lee. Ta.
She was Lo, plain Lo, in the morning, standing four feet ten in one sock. She was Lola in slacks.
She was Dolly at school. She was Dolores on the dotted line. But in my arms she was always Lolita.
ロリータの原文のだと完璧に計算された韻がすげぇ
the tip of the tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth. Lo. Lee. Ta.
She was Lo, plain Lo, in the morning, standing four feet ten in one sock. She was Lola in slacks.
She was Dolly at school. She was Dolores on the dotted line. But in my arms she was always Lolita.
ロリータの原文のだと完璧に計算された韻がすげぇ
>18の意味が>>1133読んでやっと分かった。
カナの「ロ」をずっと「くち」と読んで意味分からなかったよ。
カナの「ロ」をずっと「くち」と読んで意味分からなかったよ。
女は赤ん坊の腹を押しそのすぐ下の性器を口に含んだ。いつも吸っているアメリカ製の薄荷入り煙草より細くて生魚の味がした。
村上龍『コインロッカーベイビーズ』
なつかしいもの、愛しかったもの、大切にしていた、なにか。
それらを記憶の底から取り出すとき、荒野は必ず、それの匂いから始める。
桜庭一樹『荒野の恋』
村上龍『コインロッカーベイビーズ』
なつかしいもの、愛しかったもの、大切にしていた、なにか。
それらを記憶の底から取り出すとき、荒野は必ず、それの匂いから始める。
桜庭一樹『荒野の恋』
>>1059
翻訳された日本語も併記して欲しかった
自分で訳してみたけど誰か正しい翻訳版をお願いします
* The man in black fled across the desert, and the gunslinger followed.
砂漠を横切って黒衣の男が逃げ、ガンスリンガーが追った。
* "You stole my story," the man on the doorstep said.
"盗作したな" 玄関前の階段でその男は言った。
* The most important things are the hardest things to say.
最も大切な物は筆舌に尽くしがたい。
* Almost everyone thought the man and the boy were father and son.
殆ど全ての人がその男と少年を父子だと思っていた。
翻訳された日本語も併記して欲しかった
自分で訳してみたけど誰か正しい翻訳版をお願いします
* The man in black fled across the desert, and the gunslinger followed.
砂漠を横切って黒衣の男が逃げ、ガンスリンガーが追った。
* "You stole my story," the man on the doorstep said.
"盗作したな" 玄関前の階段でその男は言った。
* The most important things are the hardest things to say.
最も大切な物は筆舌に尽くしがたい。
* Almost everyone thought the man and the boy were father and son.
殆ど全ての人がその男と少年を父子だと思っていた。
不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。妻と子供を愛してるなら、それで充分じゃないか。
(夜明けの街で 東野圭吾)
(夜明けの街で 東野圭吾)
ロリータって元本英語か?
ナボコフってロシア人じゃないの?
ナボコフってロシア人じゃないの?
>>1105
桜庭作品は文章が良いけど別に印象的ではない、と言いたかった
桜庭作品は文章が良いけど別に印象的ではない、と言いたかった
今度ロリータ読んでみるわ
無限に広がる大宇宙
>>1053
イリヤの空、UFOの夏か。
イリヤの空、UFOの夏か。
私ラノベを差別する訳じゃないけど、この米欄みるとやっぱ何か違うなと思っちゃうな///
文学ヲタが文芸界を糞塗れにした、ということがよくわかる。
「いろいろ問題はあったけど、やっぱりすべては里伽子に戻ってゆくんだと思う」
氷室冴子「海がきこえる」
森博嗣嫌いな人多いんですね
「工学部・水柿助教授の日常」なんて読ませたら吐いちゃうかな
氷室冴子「海がきこえる」
森博嗣嫌いな人多いんですね
「工学部・水柿助教授の日常」なんて読ませたら吐いちゃうかな
ここまで夜明け前なし
「これは、レモンのにおいですか。」
「いいえ、夏みかんですよ。」
あまんきみこの「白いぼうし」。これは児童文学になるのかな。
文章の中から色彩と香りを感じさせる出だし。
すごく印象に残っている。
ロリータが人気があって、なんだか嬉しい。
ソファで寝ているロリータに覆いかぶさるようにハンバートが
自慰するシーンを覚えている人は某有名なアニメの映画版で、
類似のシーンを見たときに、ニヤリ。
としたことだろう。
「いいえ、夏みかんですよ。」
あまんきみこの「白いぼうし」。これは児童文学になるのかな。
文章の中から色彩と香りを感じさせる出だし。
すごく印象に残っている。
ロリータが人気があって、なんだか嬉しい。
ソファで寝ているロリータに覆いかぶさるようにハンバートが
自慰するシーンを覚えている人は某有名なアニメの映画版で、
類似のシーンを見たときに、ニヤリ。
としたことだろう。
※1050
確かに、ライ麦もハルヒも、自分語りで展開していくからなw
けどキョンは自分の事をあんまり語らない。シスコンなとこは似てるけどw
確かに、ライ麦もハルヒも、自分語りで展開していくからなw
けどキョンは自分の事をあんまり語らない。シスコンなとこは似てるけどw
こら。
筒井康隆「読者罵倒」
筒井康隆「読者罵倒」
>18歳で夏でバカだった。
ロッキンホースバレリーナだっけ?大槻 ケンヂの
ロッキンホースバレリーナだっけ?大槻 ケンヂの
私の仕事は国境を越えることだ
J.G.バラード「コカイン・ナイト」
J.G.バラード「コカイン・ナイト」
>>1138
母言語以外の人間が英語で書いた作品としてロリータは奇跡的な成功例。
最近母言語以外の人間(中国人)が書いた作品が芥川賞候補になって落選したけど、
比べようも無いくらいレベルの差がある。
母言語以外の人間が英語で書いた作品としてロリータは奇跡的な成功例。
最近母言語以外の人間(中国人)が書いた作品が芥川賞候補になって落選したけど、
比べようも無いくらいレベルの差がある。
そもそもの始めは七月のある晴れた午後だった。とびっきり気持ちの良い日曜日の午後だ。芝生の上に丸めて捨てられたチョコレートの包装紙でさえ、そんな七月の王国にあっては湖の底の水晶のように誇らし気に光り輝いている。不透明で優し気な光の花粉がはにかみながら、ゆっくりと地表に舞い降りていた。
村上春樹「貧乏な叔母さんの話」
背筋をまっすぐ伸ばして目を閉じると、風のにおいがした。まるで果実のようなふくらみを持った風だった。そこにはざらりとした果皮があり、果肉のぬめりがあり、種子の粒たちがあった。果肉が空中で砕けると、種子はやわらかな散弾となって、僕の裸の腕にのめりこんだ。そしてそのあとに微かな痛みが残った。
村上春樹「めくらやなぎと眠る女」
村上春樹「貧乏な叔母さんの話」
背筋をまっすぐ伸ばして目を閉じると、風のにおいがした。まるで果実のようなふくらみを持った風だった。そこにはざらりとした果皮があり、果肉のぬめりがあり、種子の粒たちがあった。果肉が空中で砕けると、種子はやわらかな散弾となって、僕の裸の腕にのめりこんだ。そしてそのあとに微かな痛みが残った。
村上春樹「めくらやなぎと眠る女」
私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。
キッチン/よしもとばなな
キッチン/よしもとばなな
時は宇宙。処は未来。
(訂正)
朱鷺は未来。野老(ところ)は宇宙。
(再訂正)
ときはみらい。ところはうちゅう。
(修正)
ときは未来。ところは宇宙。
(ま、こんなものでよかろう)
ぼくが目覚めていちばん最初に感じたのはそういうことだった。
神林長平『宇宙探査機 迷惑一番』より。
神林の文章センスは素敵だと思うんだ。
(訂正)
朱鷺は未来。野老(ところ)は宇宙。
(再訂正)
ときはみらい。ところはうちゅう。
(修正)
ときは未来。ところは宇宙。
(ま、こんなものでよかろう)
ぼくが目覚めていちばん最初に感じたのはそういうことだった。
神林長平『宇宙探査機 迷惑一番』より。
神林の文章センスは素敵だと思うんだ。
ロリータ原文すげ。
高橋源一郎出すのなら
「むかしむかしあるところに」
が一番だと思ったんだけど。
高橋源一郎出すのなら
「むかしむかしあるところに」
が一番だと思ったんだけど。
人の世の旅路の半ば、ふと気が付くと、私はますぐな道を見失い、暗い森に迷い込んでいた。
ああ、その森のすごさ。こごしさ、荒涼ぶりを、語ることはげに難い。
思い返すだけでも、その時の恐ろしさが戻ってくる!
ダンテ「神曲」
ああ、その森のすごさ。こごしさ、荒涼ぶりを、語ることはげに難い。
思い返すだけでも、その時の恐ろしさが戻ってくる!
ダンテ「神曲」
結びだったら「リリィ・シュシュのすべて」を
ニンゲンハ、トベナイ
ゾッっときたね
ニンゲンハ、トベナイ
ゾッっときたね
戦闘開始から十分間、兵士は恐怖に溺れる。
想像してみるがいい。
鋼鉄の死が飛び交う場所だ。
桜坂洋『All You Need Is Kill』
このラノベは筒井が『ダンシング・ヴァニティ』と『ビアンキ・オーバーステディ』を書く一要因になったらしい。
想像してみるがいい。
鋼鉄の死が飛び交う場所だ。
桜坂洋『All You Need Is Kill』
このラノベは筒井が『ダンシング・ヴァニティ』と『ビアンキ・オーバーステディ』を書く一要因になったらしい。
米欄きめえよ
目を開けたら、そこはいきなり異世界だった。
神坂一『日帰りクエスト』
全4巻だけど面白かった。
神坂一『日帰りクエスト』
全4巻だけど面白かった。
>>1123
小野不由美懐かしい!
もっかい読み直そうかなぁ。
冒頭で好きなのは「歴史とは何か」あれ、何かって平仮名だっけなぁ。
E・H・カーの冒頭には痺れた気がする。
小野不由美懐かしい!
もっかい読み直そうかなぁ。
冒頭で好きなのは「歴史とは何か」あれ、何かって平仮名だっけなぁ。
E・H・カーの冒頭には痺れた気がする。
天ぷら屋が襲ってくるのか日の出通りって
玉造って怖いな(´・ω・`)
玉造って怖いな(´・ω・`)
重力ピエロの一行目が良かったと思う俺が。最近、読んだ中ではこれがダントツ。
頭ひとつ、出ていた。
北方水滸伝の一行目。19巻に及ぶあのくそ長いシリーズの一行目がたったこれだぜ?
いきなり場面が眼に浮かぶし、しかも、すげーかっこいい!!
これに勝るものに、なかなか出会えない。
頭ひとつ、出ていた。
北方水滸伝の一行目。19巻に及ぶあのくそ長いシリーズの一行目がたったこれだぜ?
いきなり場面が眼に浮かぶし、しかも、すげーかっこいい!!
これに勝るものに、なかなか出会えない。
寄せてはかえし
寄せてはかえし
かえしては寄せる波の音は、何億年ものほとんど永劫に近いむかしからこの世界をどよもしていた。
光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」。
あしゅらおおおおお!
寄せてはかえし
かえしては寄せる波の音は、何億年ものほとんど永劫に近いむかしからこの世界をどよもしていた。
光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」。
あしゅらおおおおお!
やっぱ人それぞれなんだな。
どれも「おや」っと思えなかった。
どれも「おや」っと思えなかった。
>1158
ネタばれ以上のマナー違反。
そんなこと、書くなよ……。
>1166
選んで手にして、本を前にして、
装丁、遊び紙、内表紙、目次、序文、とめくっていって現われる一行目と、
突拍子もなくここにただ書かれた一行目では、やっぱり重みが違うからね。好みもあるし。
でも、実際、なかなかないのも確か。
ネタばれ以上のマナー違反。
そんなこと、書くなよ……。
>1166
選んで手にして、本を前にして、
装丁、遊び紙、内表紙、目次、序文、とめくっていって現われる一行目と、
突拍子もなくここにただ書かれた一行目では、やっぱり重みが違うからね。好みもあるし。
でも、実際、なかなかないのも確か。
>>1160
きめぇwww
きめぇwww
冒頭と結末に一番腐心した作家はH.P.ラブクラフトだろう。
森博嗣は小説でもブログでも「理系と文系を区別してる奴はバカ」って断言してるのにね
春休み多過ぎだろ
春休み多過ぎだろ
>>1007
そこはさらっと書いとかないと、そこに読者が注目しちゃって後々の話に本腰いれないから、って現国で習ったよ。
そこはさらっと書いとかないと、そこに読者が注目しちゃって後々の話に本腰いれないから、って現国で習ったよ。
愛は祈りだ。僕は祈る。
「今は昔」
この世の中には「陰謀」が存在する。
しかし、他人の口からまことしやかに語られる陰謀は、九十九パーセント以上の確率で、ただの妄想、もしくは意図的な大嘘にすぎない。
しかし、他人の口からまことしやかに語られる陰謀は、九十九パーセント以上の確率で、ただの妄想、もしくは意図的な大嘘にすぎない。
森博嗣すべてがF読んだけどいまいちだったな・・・
にしても本文で日本国憲法とかあげちゃうやつが痛すぎる
にしても本文で日本国憲法とかあげちゃうやつが痛すぎる
すべてを許して、すべてを否定して、癒しては傷つけて、敵となり味方となり、笑いころげているような、そんな真っ青な狂気になりたかった。
森博嗣はS&Mのラスト付近からマンネリくさくなったような。
日記とか水柿助教授とかの随筆っぽい作品の方が好きだな。
日記とか水柿助教授とかの随筆っぽい作品の方が好きだな。
クリック?
クラック!
さあ、今日は『シンデレラ』のお話をしましょう。
甲田学人「断章のグリム」
とりあえずMissingを先に読む事をすすめる。文章で本当に恐いと思える作家は稀少。ラノベと馬鹿にせず是非最後まで読んでみるべき。
クラック!
さあ、今日は『シンデレラ』のお話をしましょう。
甲田学人「断章のグリム」
とりあえずMissingを先に読む事をすすめる。文章で本当に恐いと思える作家は稀少。ラノベと馬鹿にせず是非最後まで読んでみるべき。
グレーゴル・ザムザがある朝、なにか不安な夢から目を覚ますと、自分がベッドで巨大な虫に変わっていることに気づいた。 フランツ・カフカ「変身」
冒頭で物語に引き込まれた。しかも結局変身した原因が不明。
冒頭で物語に引き込まれた。しかも結局変身した原因が不明。
「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。そして右腕を肩からはずすと、それを左手に持って私の膝においた。
川端康成『片腕』。俺のベストはこれか『ロリータ』かなあ。
川端康成『片腕』。俺のベストはこれか『ロリータ』かなあ。
で、一番笑えたのは>>120にも出てるロベルト・ムージルの『特性のない男』。
大西洋上には低気圧があった。それは東に移動しながら、ロシアをおおう高気圧にむかって進んでいたが、これにさえぎられて北方に転ずる徴候はまだしめしていなかった。等温線と等暑線がその責をはたしていた。気温は、年間平均気温、極寒極暑両月の気温、非周期的な月間気温変動にたいして秩序正しい関係にあった。日の出、日の入り、月の出、月の入り、月、金星、土星環の位相、その他おおくの重要な現象は、天文年鑑の予報と一致していた。大気中の水蒸気は最高張力をしめし、空気の湿度は低かった。いささか古風だが、この事実を的確にひとくちでいえば、つまり、一九一三年八月のある晴れた日だった。
なめとんのかとwww
大西洋上には低気圧があった。それは東に移動しながら、ロシアをおおう高気圧にむかって進んでいたが、これにさえぎられて北方に転ずる徴候はまだしめしていなかった。等温線と等暑線がその責をはたしていた。気温は、年間平均気温、極寒極暑両月の気温、非周期的な月間気温変動にたいして秩序正しい関係にあった。日の出、日の入り、月の出、月の入り、月、金星、土星環の位相、その他おおくの重要な現象は、天文年鑑の予報と一致していた。大気中の水蒸気は最高張力をしめし、空気の湿度は低かった。いささか古風だが、この事実を的確にひとくちでいえば、つまり、一九一三年八月のある晴れた日だった。
なめとんのかとwww
>>1180
激しく分かる!
絶対趣味合うと思った。
激しく分かる!
絶対趣味合うと思った。
遠藤周作の「深い河」の冒頭は凄い。
「やき芋ォ、やき芋、ほかほかのやき芋ォ。
医師から手遅れになった妻の癌を宣告されたあの瞬間を思い出す時、磯辺は、診察室の窓の下から彼の狼狽を嗤うように聞こえたやき芋屋の声がいつも甦ってくる。
間のびのした呑気そうな、男の声。
やき芋ォ、やき芋、ほかほかのやき芋ォ。」
遠藤は演出の天才だと思う。
>1138
ナボコフはロシア生まれだがロシア革命のときに亡命。「ロリータ」はアメリカで執筆された。
ナボコフが本当にすごいのは、あれだけの名文を母語でない英語で書いてのけたことだとひそかに思っている。
「やき芋ォ、やき芋、ほかほかのやき芋ォ。
医師から手遅れになった妻の癌を宣告されたあの瞬間を思い出す時、磯辺は、診察室の窓の下から彼の狼狽を嗤うように聞こえたやき芋屋の声がいつも甦ってくる。
間のびのした呑気そうな、男の声。
やき芋ォ、やき芋、ほかほかのやき芋ォ。」
遠藤は演出の天才だと思う。
>1138
ナボコフはロシア生まれだがロシア革命のときに亡命。「ロリータ」はアメリカで執筆された。
ナボコフが本当にすごいのは、あれだけの名文を母語でない英語で書いてのけたことだとひそかに思っている。
「わたし、人殺しがしたいんです」
「そりゃ、だれだって」
「冗談じゃないんです。本気でそう思ってるんです」
「だれだってそう思ってますよ。当然です。ぼくも長いリストをもってます。女房を筆頭とする」
「わかっちゃいないなあ。わたしはね、本気で人を殺すつもりなんですよ」
パーネル・ホール「探偵になりたい」
「そりゃ、だれだって」
「冗談じゃないんです。本気でそう思ってるんです」
「だれだってそう思ってますよ。当然です。ぼくも長いリストをもってます。女房を筆頭とする」
「わかっちゃいないなあ。わたしはね、本気で人を殺すつもりなんですよ」
パーネル・ホール「探偵になりたい」
オハラって美人じゃなかったのか・・・でもモテモテじゃなかったか?
陽気のせいで神も気違(きちがい)になる。
夏目漱石「趣味の遺伝」
夏目漱石「趣味の遺伝」
1019
それ何だっけ…?
文章は覚えてるのにタイトルも作者名も思い出せない。
教えて下さいな~。
それ何だっけ…?
文章は覚えてるのにタイトルも作者名も思い出せない。
教えて下さいな~。
なんて素晴らしいスレ・・
満90歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた。
ガルシア・マルケス「わが悲しき娼婦たちの思い出」
ガルシア・マルケス「わが悲しき娼婦たちの思い出」
カミュの異邦人挙げてる人いるけど、紹介するなら
今日ママンが死んだ。もしかすると昨日かもしれないが私にはわからない。
ここまでのほうがよくね?もちろんママンが死んだだけでもいいけど、これは邦訳の素晴らしさが大きいし。まあ有名どころなのでどうでもいいっちゃいいけれど。
今日ママンが死んだ。もしかすると昨日かもしれないが私にはわからない。
ここまでのほうがよくね?もちろんママンが死んだだけでもいいけど、これは邦訳の素晴らしさが大きいし。まあ有名どころなのでどうでもいいっちゃいいけれど。
>>1187
太宰治の『斜陽』じゃないかな。
太宰治の『斜陽』じゃないかな。
めちゃくちゃ気持ちいいぞ、と誰かが言っていた。
だから、自分もやろうと決めた。
山ごもりからの帰り道、学校のプールに忍び込んで泳いでやろうと浅羽直之は思った。
だから、自分もやろうと決めた。
山ごもりからの帰り道、学校のプールに忍び込んで泳いでやろうと浅羽直之は思った。
>>1040
>今夜は音を立てずに人を殺す8つの方法を教えよう
>みたいな、たしかSF
>こんな始まり方なのにラストが妙にさわやかだった気が
多分、ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」
でもラストは爽やかじゃないとオモ。
ちなみに同作者の「終わりなき平和」は続編ではないので、
期待して買ってはいけないwwwwwww
>今夜は音を立てずに人を殺す8つの方法を教えよう
>みたいな、たしかSF
>こんな始まり方なのにラストが妙にさわやかだった気が
多分、ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」
でもラストは爽やかじゃないとオモ。
ちなみに同作者の「終わりなき平和」は続編ではないので、
期待して買ってはいけないwwwwwww
「この小説には暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています」。
絶対挙がってると思ったらなかったので一応挙げとく。
絶対挙がってると思ったらなかったので一応挙げとく。
「女の子のおちんちんは、おなかのなかについてるの」
ジャン=ジャックの自意識の場合/樺山三英
最近ではこれが強烈だった。
ジャン=ジャックの自意識の場合/樺山三英
最近ではこれが強烈だった。
どうせ「雪国」ばっかりだろうと思ってたから驚いた
みんないろいろ読んでるんだな
みんないろいろ読んでるんだな
池澤夏樹がないとは・・・
「この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。」
(スティル・ライフ)
芥川賞の審査会ではこの冒頭で評価が割れたらしい。いつもは「ま、こんなもんですワ」的なコメントをしてた開高健が珍しくほめてたな、冒頭以外は。
「この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。」
(スティル・ライフ)
芥川賞の審査会ではこの冒頭で評価が割れたらしい。いつもは「ま、こんなもんですワ」的なコメントをしてた開高健が珍しくほめてたな、冒頭以外は。
ニューロマンサーも、百億の昼と(ryも、フィネガンズ・ウェイクも、みんな米欄で先に挙げられてたのでワロタw
何故どすこいがないのか
「ラ行しか知りません」
僕は夜空に向かって叫びました。「らりるれろらりるれろらりるれろ!」
俺のトラウマです。
僕は夜空に向かって叫びました。「らりるれろらりるれろらりるれろ!」
俺のトラウマです。
「絡新婦の理」
あれは結末で更に!!!!になる
あれは結末で更に!!!!になる
ドグラマグラのアレって「巻頭歌」であって小説の本文じゃないよな?だったら俺も
―H・T、K・H両先生はじめ、すべて“大いなるもの”に立ちむかいつつある人々に―
―K・Tおよび、疾病と闘うすべての人々に。
小松左京 「日本沈没」、「復活の日」
これに燃える
―H・T、K・H両先生はじめ、すべて“大いなるもの”に立ちむかいつつある人々に―
―K・Tおよび、疾病と闘うすべての人々に。
小松左京 「日本沈没」、「復活の日」
これに燃える
断っておくが、おれは自分で自分がそう好きなわけじゃない。それどころか、いやでいやでたまらないくらいなんだ。第一おれは、自分をそう信用してもいない。ショウチュウを飲む人間なんて、原則的に信用すべきでないとさえ思っている。ショウチュウを飲みすぎると、人間は必ず魚類に変化するんだ。現におれのおやじも、おれの見ている前で魚になった。
安部公房 「水中都市」
安部公房 「水中都市」
北さんの「幽霊」は全文綺麗
「第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。」
図書館戦争の序文というか図書館の自由に関する宣言っていうものなんだけど痺れた。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。」
図書館戦争の序文というか図書館の自由に関する宣言っていうものなんだけど痺れた。
正確には冒頭じゃないけど
恥の多い生涯を送って来ました。
太宰治「人間失格」
本文にはそこまで惹かれなかったが
この一文に何故か凄い衝撃を受けた
恥の多い生涯を送って来ました。
太宰治「人間失格」
本文にはそこまで惹かれなかったが
この一文に何故か凄い衝撃を受けた
真昼である。特別急行列車は満員のまま全速力で馳けていた。沿線の小駅は石のように黙殺された。
横光利一 「頭ならびに腹」
横光利一 「頭ならびに腹」
むーん むんむん
ずどどえゃー
薪割りおしまいっと!
後に数億冊売れる本の冒頭です。小説ではないですが。
ずどどえゃー
薪割りおしまいっと!
後に数億冊売れる本の冒頭です。小説ではないですが。
小説じゃないが
『「かまいたちの夜」というゲームがある。』
冒頭の一文だけでファンを困惑させてくれた。
まぁ面白かったけど。
『「かまいたちの夜」というゲームがある。』
冒頭の一文だけでファンを困惑させてくれた。
まぁ面白かったけど。
江戸川乱歩無いんだなぁ
白昼夢より~
あれは、白昼の悪夢であったか、それとも現実の出来事であったか。
晩春の生暖かい風が、オドロオドロと、火照った頬に感ぜられる、
蒸し暑い日の午後であった。
白昼夢より~
あれは、白昼の悪夢であったか、それとも現実の出来事であったか。
晩春の生暖かい風が、オドロオドロと、火照った頬に感ぜられる、
蒸し暑い日の午後であった。
>>1068
まったく同じの使おうとしていた俺に謝れwww
まったく同じの使おうとしていた俺に謝れwww
「父は闘いを見るのが好きで、母は闘うことが好きだった。」
本の名前忘れたorz
「さくらんぼの性は」書いた人
ちなみに冒頭で小説の半分以上が決まるとかいうラノベ的な発想はやめてくれ……
その本が名作かどうかってのは、あらすじとか冒頭分だけじゃ判断できないんだよ
あとロリータで話盛り上がってるが、あれは鬱小説
主人公の男性が、少女が成長するにつれてどんどん絶望していくという話
本の名前忘れたorz
「さくらんぼの性は」書いた人
ちなみに冒頭で小説の半分以上が決まるとかいうラノベ的な発想はやめてくれ……
その本が名作かどうかってのは、あらすじとか冒頭分だけじゃ判断できないんだよ
あとロリータで話盛り上がってるが、あれは鬱小説
主人公の男性が、少女が成長するにつれてどんどん絶望していくという話
「やめさせてください」
若い教師はぐいと肩を張り、両足をふんばって勧告した。こめかみがピクピクしている。
「ぜひとも、なんとしても、断固、あれをやめさせてください。さもなければやめさせてください」
権藤教頭は、机の上の書類ばさみをなんとなくいじりながら、考えた。止めさせてください、と、辞めさせてください、か。そこで言った、
「宮崎先生、あなたは、今おっしゃった言葉を漢字で正確に書くことができますか」
沸き立つ怒りという熱湯に水をさされて、宮崎教師をまばたきをした。ビックリ水いうやつだ。権藤教頭は思った。中華そばをゆでるときには途中でさし水することを忘れてはいけない。そのあともうひと煮立ちさせたら火を止めるのがコツだ。
だが、宮崎教師は中華そばではない。怒りはまたふつふつと湧き上がり、止まらなかった。吹きこぼれてきた。
宮部みゆき『サボテンの花』
中華そばの辺りが好きなんだがちょっと長いかな。
若い教師はぐいと肩を張り、両足をふんばって勧告した。こめかみがピクピクしている。
「ぜひとも、なんとしても、断固、あれをやめさせてください。さもなければやめさせてください」
権藤教頭は、机の上の書類ばさみをなんとなくいじりながら、考えた。止めさせてください、と、辞めさせてください、か。そこで言った、
「宮崎先生、あなたは、今おっしゃった言葉を漢字で正確に書くことができますか」
沸き立つ怒りという熱湯に水をさされて、宮崎教師をまばたきをした。ビックリ水いうやつだ。権藤教頭は思った。中華そばをゆでるときには途中でさし水することを忘れてはいけない。そのあともうひと煮立ちさせたら火を止めるのがコツだ。
だが、宮崎教師は中華そばではない。怒りはまたふつふつと湧き上がり、止まらなかった。吹きこぼれてきた。
宮部みゆき『サボテンの花』
中華そばの辺りが好きなんだがちょっと長いかな。
筒井は天才
雪が来る。
司馬遼太郎『峠』
司馬遼太郎『峠』
いいオチだ
太宰の掴み、というか初めの一文は上手いよな。
「斜陽」や「葉」や「猿面冠者」にしろさ、おっと思わせニヤリとさせる文章なんか常人では書けるもんじゃない。
「斜陽」や「葉」や「猿面冠者」にしろさ、おっと思わせニヤリとさせる文章なんか常人では書けるもんじゃない。
軍曹はもうトイレに行けません
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